2012年02月24日

仮設支援情報レポート No.34

仮設支援連絡会 支援情報レポート

震災がつなぐ全国ネットワークの分科会として全国各地で仮設住宅支援を行っている団体が集まる仮設支援連絡会が発足しています。各地の仮設住宅への支援に関するレポートをお伝えします。
ROADプロジェクト東京事務局 頼政良太

過去のレポートはこちら↓
http://blog.canpan.info/shintsuna/category_39/
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〜段ボールの集団回収〜
岩手県釜石市の箱崎地区の仮設住宅へお邪魔しました。こちらの仮設住宅では定期的に足湯ボランティアを行ったり、まけないぞう作りを行っています。箱崎地区には3つの仮設住宅があり、さらに奥にある白浜地区にも仮設住宅が建設されています。
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こちらの仮設住宅に入居されている方々は、もともと箱崎地区に住んでいた方々です。そのため、仮設に入っていない方とも交流があり、談話室に地域の方が来られることもあります。しかし、必ずしもうまく交流しているわけではないという事情もあります。複数ある仮設どうしでは、なかなかお互いの交流が生まれていないですし、仮設と地域の方との間にも温度差があることも事実です。

この仮設住宅では、段ボールと新聞紙の集団回収を行っています。これは震災前から釜石市が実施していた資源物回収事業です。資源物回収事業とは、町内会、老人クラブ、PTAなど営利を目的としない団体が、各家庭の協力により排出される新聞・雑誌などの紙類、カン・ビン類、金属類などの資源物を市の資源物収集とは別に集め、資源回収業者に有償で引き渡す活動です。さらにこの回収事業を行う団体として市に登録して、報告を随時行えば奨励金として補助金をいただくことも出来るそうです。
DSC00342.jpg
この補助金や回収で得たお金を使って、この仮設住宅では各戸に配るごみ袋を購入するお金に充てています。ごみの分別ごとにごみ袋が違うため、キチンと買い揃えておかなければならないのですが、仮設の自治会で購入して全戸に配っているので間違ったごみ袋でごみを出すことを防いでいます。

また、段ボールの回収は通常の市の回収であれば月2回しかありません。ですので、各自が自分の部屋に段ボールを保管しなくていけないのですが、段ボールはかさばってしまいます。しかし、この仮設住宅では集団回収のために段ボール用のごみ集積場を作っており、いつでも出して良いことになっています。各自がごみを溜めて困るということを防ぐ役割も担っています。こうしたちょっとしたアイデアも仮設住宅の住環境を変えていくきっかけになるかもしれませんね!
posted by よりまさ at 12:00| Comment(0) | 仮設支援レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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